2007年11月18日

山本精一+サム・ベネット

六本木スーパーデラックス。山本精一+サム・ベネットでデュオやるのかと思っていたら、まず山本さん一人で出てきて歌い始める。したらそれが、エフェクター全部フルテンにしたみたいな超爆音ギターで「もういくつ寝てもお正月、なんて来ないんじゃ!!」とかって絶叫したかと思ったら、マイクだの譜面台だのなぎ倒して暴れまくって、アンプに倒れ込んで仁王立ちしてまた絶叫、っていうブチギレっぷりでビックリ。その後で生声とアンプ通さないギターで1曲だけやって、全部で10分くらいでおしまいっていう、いや、唖然としました。

次にサム・ベネットのソロと、その後に2人でデュオもあったんですが、山本ソロの10分が強烈すぎて、そっちはもうオマケって感じですね。この人があそこまでブチキレるって久々っていうか、いや、あんなになるのは初めてだったんじゃないでしょうか。パフォーマンスっていうか「フリ」ではあるんだろうけど、目とかイッちゃってたし、けっこうマジなところもあったような。なんか、ここ数ヶ月ライヴやたらとガンガンやってて、どんどん前向きになってて、それでこういう剥き出しのところまで来ちゃったというのは、なんとなく合点がいく気もします。まあとにかく、うーん、やっぱこの人の闇はとんでもなく深いというか、やっぱすごいお人ですね。

この日はcore of bells主催だそうで、かえる目→core of bells→豊田道倫→山本精一+サム・ベネット→千住宗臣という流れで、それぞれの落差ありすぎでめっちゃおもしろいイヴェントだったんですが。でも終わってみたら山本ソロがすごすぎて他はみんな霞んでしまったみたいな、そんな感じでありました。
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2007年11月17日

遠藤ミチロウ

15日、渋谷アピアで遠藤ミチロウ+勝井祐二+中村達也。マイミク某ナオ嬢のお誘いで見てきました。3人編成ですがアンサンブルとかっていうより、ミチロウの歌に対して2人が解釈を示していくっていうジャズ的な成り立ちで、その即興的な感じがスリリングでした。この人はずっと前に不破大輔とかとやったのを見た時もそうだったんですが、歌とアコギが強すぎてできあがりすぎているから、他の人と交わる時はそうなるしかない、みたいな感じがありますね。歌は歌としてドンとあって、他の音はその回りを塗り込めていって歌の世界がふくらんでいく、みたいな。そういうんでこの日は、だいぶふくらみがあったんじゃないかと思います。

この人を見るのはかなり久々で、1年以上はごぶさただった気がするんですが、やっぱ年に一度くらいは見るべきだなあと思いましたね。シビれました。特にこの日は「虫」なんかやって、いやもう鳥肌立ちましたよ。「オマエなんか知らない」ってのは未だに有効っていうか、未だにグッときますね。
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2007年11月03日

ボブ・ディラン

の最新ベスト『ディラン』、買ったまま全然聴いていなかったんですが、今原稿煮詰まりまくりゆえ、まあ逃げっていいますかひと息ってことで、ちと聴いてみました。ぬおおっ音良すぎ! ディランがそこで歌ってるみたいなってヤツで、生々しくてたまらんです。しかしアレですね、最近ディランの過去音源ものってレア音源ばっかりだったから、今回みたいなマットウなベストだと「なんだ正規音源と同じですか…」みたいな、妙なガックシ感がありますね。それも彼ならではってことですか。ま、音がめっちゃよくて新鮮味はアリアリですけど。

このベストって中にポストカードみたいなのが入っていて、どれもレトロなデザインで、なんかのし紙みたいなんで結んであったりして、手作りっぽくていい味なんですね。『ドント・ルック・バック』にはパラパラ豆本が付いていたし、最近のディランおまけアイテムは手作りアナログもので勝負、みたいな感じなんでしょうか。まあ紙ジャケの延長線上みたいなものだと思うんですが、こういうところに手間かけるっていいですねえ。わたしゃおまけ大好きなんで。
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2007年11月02日

山本精一+外山明

もう1週間ほど前のことですが、先月28日、六本木スーパーデラックスで、山本精一+外山明デュオ。2セットやって、そのうち前半の方が断然良かったです。たぶん初顔合わせだと思うんですが、だからなんでしょうか、緊張感漂ってて、バトルみたいだったんですよね。山本さん普段と違って目つきがやたらと鋭くて、外山と火花散ってる感じで。ギターの音色もディレイにゴリゴリなディストーションに、なんか初めて聴くギラギラした音とか、いつもよりも全然カラフルで、持ちネタを次々繰り出してくる感じ。この人のあんな挑発的なモードってあんまりないんじゃないでしょうか。

外山の方は、いやすごかったですねえ。もうドラムス=リズム楽器っていう概念じゃないですね。ひとつのリード楽器みたいなもんですよね。スネアなんかもう凶器っていうか刃物みたいな感じですよ。山本さんに対して調和するんじゃなくてビシバシ仕掛けてくる感じで、やっぱ好戦的で、でもおしまいのところではピタッと合うというね、ほんと圧巻でありました。この人はやっぱ、バンドの中でのリズム楽器っていう役割より、こういうフリーなプレイの方が良さが全然生きるなあと思いましたね。バンドはバンドでまた別の魅力があるんでしょうけど。

これがほんとにバトルだとして、山本と外山とどっちが良かったかといわれれば、今回は外山でしたねえ。個人的に新鮮だったというのもあるし、なんか途中からグイグイ押しまくって圧倒していた感じあったし。凄味みたいなものを感じるっていうような。

そういうんで前半はしごく刺激的だったんですが、後半になると妙に調和しちゃって、面白味というところではいまひとつだったような。それはそれでキモチイイ感じだったりしたんですけど、前半がおもしろすぎたんで。にしても最近の山本さん、ほんとアクティヴというか能動的な感じがしますね。
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2007年11月01日

中日優勝

いやー、最後の試合で山井8回までパーフェクトってのにはビックリしましたが、それをスパッと替えた落合にもビックリしました。なんか6回くらいから異様な雰囲気が漂ってて、優勝よりそっちの方が大事みたいになってましたな。だから替えたんだろうけど。はあ、すごい試合でした。

最後はそういうんで緊迫感ある試合だったけど、5試合通してはやっぱつまんないシリーズでした。結局4勝1敗で、中日の勢いばかりが目立って、日本ハムはいいところがほとんど出せなくて、一方的に終わっちゃったからねえ。もうここ数年、シリーズってこんなんばっかりでしょう。おれは日本シリーズってのは両リーグの優勝チームが争うんだから、がっぷり四つに組んで、僅差の好ゲームが続いてハラハラドキドキの連続で、4勝3敗までもつれるもんだって思ってるから、こういう一方的なシリーズは大嫌いなんですよ。それが何年も続いて、また今年もかいい加減にしてくれって感じですよ。今年は特に嫌いな中日優勝だからなおさら頭に来るんですけど。

日本シリーズがこんなになっちゃったのは、当然プレーオフ〜CS制になったからで、CSがシリーズにそのまま直結するってことなんですよね。逆にレギュラーシーズンと日本シリーズが必ずしも直結しない。「勢い」とか「実践感覚」なんてもん、以前じゃそんなに重要視されてなかったでしょう。実力そのままのぶつかりあいだったでしょう。それが今の制度だと、どうしてもそういう勢いとかが重要になってしまって、ほんとの実力なのかどうかがよくわからない。

だから今年からはレギュラーシーズンとポストシーズンとは切り離して考えるべきで、日本一ってのはポストシーズンで一番強かったチーム、と言ってもいいような気がします。レギュラーの方で一番強かったのは巨人と日本ハムで、その3チームそれぞれ名誉になってんだからいいじゃん、みたいな。大リーグでも、今年はロッキーズみたいなチームがあったんだし。となるとほんと今年の中日みたいに、レギュラーで無理せずポストに標準を合わせる、って戦い方が今後増えていくような。新しい在り方っていうか。

でもそう思っても、やっぱりなんか合点がいかないというか後味悪い感じはします。おれはCSというのはすごく新鮮で好きだし、いろんな相乗効果もあるし、今の制度に猛反対というわけではないんですが、もともと強引な制度なんだから、いろいろいじってもどうしたって矛盾が生じますよね。なにより、やっぱり日本シリーズは頂上決戦的なものであってほしいんですよ。その年で一番強いチームを決めるものであってほしいんですよね。そう考えると旧制度しかないとも思うんですが。なんか、何年かたったら結局は旧制度に戻って「あーCSなんてのをやった時もあったなあ」とかってなりそうな気もします。

今年もこれでプロ野球終わっちゃいましたけど、寂しいんですけど、うーん、モヤモヤ収まらずって感じですねえ。
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2007年10月28日

天皇賞

今回はポップロックの番でしょうってんで流しで買ったんですが、ペーリーエー、このレースであんな後ろにいたら届くわけないですがな。2コーナー過ぎくらいでわちゃー終わったわーって感じですがな。しかもペリエ、終わったあと武とニコニコ握手とかしてんじゃないよまったく。直線よく伸びたんですけどね、あとの祭りってヤツで。

まあ今日のメイショウサムソンの出来じゃあ、うまく乗っても難しかった気はするんですけど。サムソン完璧でしたねえ。休み明けでも強い馬は強いってことですか。今んとこ年度代表馬最有力でしょうね。来週はG1ないんか…。
posted by デンスケ at 16:26| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月26日

青柳拓次

NHKライブビートで、青柳拓次、コトリンゴ。ライブビートはかなり久しぶりですねえ、1〜2年ぶりじゃないでしょうか。そしたら、中に入っていきなり椅子が並んでるんでビビリました。近頃はいつもなのか、それともこの日はたまたまだったんでしょうか。

青柳拓次は4人のメンバーが加わった5人編成だったんですが、良かったですねえ。なんか空間全部青柳色で塗りつぶしてるみたいな、すごくパーソナルなムードで一貫していて、自身のヴォーカルもギターも、他のメンバーの音さえも、全部そういう感じなんですよね。いかに独自の音を出してるかってことだと思うんですけど。そこから不思議で濃厚で豊潤というような空気感を醸し出していて、それに包み込まれるような感じがえらく心地良かったです。やー、あんな空気感はなかなか味わえるもんじゃないですね。

それとこの人、本人そのものは凛としたたたずまいというか、真摯な匂いを放っているんだけど、音楽自体はどこまでもお気楽でユル〜くての〜んびりしているんですよね。「まあ気楽にやりましょう」的な感じで気楽な音楽をやる、のではなくて、真摯に集中して気楽な音楽をやる、という感じ。そういう面持ちというか姿勢がいいなあと思いましたね。やっぱりすごい人ですね。
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2007年10月23日

中島らも

の奥さんの中島美代子が書いた『らも 中島らもとの三十五年』を読みました。今頃って感じなんですけど。こういうものって普通“未亡人が死んだ夫の思い出話を語る”みたいな有り様だと思うんですが、これは全然そうじゃないんですね。らもっていいヤツだったとか、らもの意外な一面がわかったとかってあんまりなくて(皆無ではないですが)、それよりも美代子自身がどういう人でどういうことをしてきたのか、というのがイヤというほどよくわかる。だからこの本って、らものことを書くというより、彼女の自伝というのがまず先にあって、そこにらもがどう関わってきたか、って言った方が正しいと思うんですよね。

結局この人、自分のことがすごく好きなんでしょうね。らもについても、らもが好きというより、らものことが好きな自分が好きってヤツだと思うんですよね。若い頃自分がモテたとか、らもとのことを美女と野獣とかって自分で言ってたりとか、さんざん書いてるし。わかぎゑふとかの愛人とかについても、ハナから相手にしてない(っぽい感じを装う)みたいな感じあるし。まあ自尊心がすごく強いっていうね。だからこういう本を出したのも、自己顕示欲の表れって気がするんですよね。「ワタシを忘れちゃ困る」みたいな。

でもそれは悪い意味とかヤな人とかっていうんじゃなくて、それがこの人の魅力になっているのは間違いないですね。らももこういう人だからずっと一緒にいられたっていうのは絶対あっただろうし、似合ってると思うし。個人的にも、読んでいてなんかおもしろい人というか、憎めない人って感じがしたし。へんに謙遜ぶるよりも痛快でスカッとするっていうか。まあこういう奥さんで、没後にこういう本が出るのも、らもらしいっていうことじゃないでしょうか。

で、全然関係ないんですが、花田美恵子不倫発覚ですか。しかも3人もですか。いやらも夫妻と「W不倫つながり」ってことでなんとなく結びついちゃったんですけど、美恵子さんやりますねえ、すごいですねえ。なんかこの人も谷亮子とかの「手に入るものはなんでも欲しい」系の人って感じがしますねえ。ステイタスも子供も手に入った、じゃっ次は男だ、みたいな。存在感とかは全然ないけどその欲だけで生きていける、みたいな。そのうちヌードとかになるんじゃないでしょうか。しかし花田家ってほんとすごいですね。なんなんでしょうねこの一家って。
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2007年10月21日

菊花賞

もう菊花賞ですか、早いですねえ。先週の秋華賞はやらなかったから、宝塚記念以来実に久々に馬券を買いました。で、わちゃー、アサクサキングスですか…。ボックス4頭で買ったんですけど、迷いに迷ってアサクサは外しちゃったんですよね…。うーん、今年のクラシックはよくわかんないって感じがするんですが、結局ダービー2着馬が来たんですからひとつの流れはちゃんとあるってことなんでしょう。そういうんでロックドゥカンブはまだまだなんでしょうね。最後グングン伸びてきたのはすごかったんですが。ま、久々に予想して、混戦だったし楽しいレースでした。

プロ野球が終わると(正しくはまだ日本シリーズがありますが)競馬のG1が本格化するっていうのは毎年のことですが、やっぱ競馬はおもしろいですね。来週は天皇賞だ!
posted by デンスケ at 17:55| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月15日

ラヴ・アワーズ

吉祥寺スターパインズカフェで、山本精一、ナスノミツル、石橋英子、城戸紘志、勝井祐二のセッション。前半が2〜3人ずつ入れ替わってのセッション合戦みたいなの、後半が全員によるバンド的演奏。前半は組み合わせによって全然違うアプローチになったりして、それが1組短めでどんどん出てくる感じで、非常に新鮮でおもしろかったです。後半の方もえらくぶっとくダイナミックなバンド・サウンドって感じで、しごく痛快でありました。総じてジャーマン・サイケというかジャーマン・プログレみたいな感じですが、あんまりダークな方へは行かず、かといってカラッとしてるわけでもなく、ヘヴィだけど開放感がある、というような面持ちが個人的にはツボでしたね。

で、キー・パーソン的なのが石橋さんと城戸という人の2人だと思ったんですが、変則拍子っぽいプログレ癖のあるドラムとか、現代音楽っぽいピアノとかサイケっぽい鍵盤とか、どちらもいちいちアクの強いプレイで、イキイキ感もあって、おもしろいんですよね。特に石橋さん、フルート、ピアノ、ドラムスを交互に操る活躍ぶりで、いや大変シビれました。2人以外の3人だと行き方がそれなりに予測できるのが、この2人がいると全然そうじゃない方に行くし、渋い方向とかでもないし、そういう予測不能なところが刺激的だったんですね。

だから、これまでありそうでなかったというか、微妙な組み合わせの妙というのが、この名義のおもしろさという気がします。それぞれの音もいつもより攻撃的というかアグレッシヴな感じで、山本さんも久々にギャーンな感じで弾きまくっていたし、勝井さんもノイズ・ギターみたいな音出してたりしたし、そういうのもこのメンツだったから引き出されたんじゃないかと。各人とも楽しそうだったし。

全体としても、誰かが突出して前に出るっていうんじゃなくて、それぞれの良さがいい具合のバランスで混ざり合ってる感じがしたし、このユニットいいですね。音源とか出さないんでしょうかね。
posted by デンスケ at 06:05| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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