2008年04月06日

巨人戦

巨人戦、昨日もおとといもライヴがあったのでナマで見られず、ライヴ終わってから携帯見て「おお勝った」というパターンだったんですが、今日はデーゲームだし家でゆっくり見られると思ったらボロ負け。おれが見ていないと勝って、見ていると負けるって、どうゆうことっすか。疫病神ってか。終わってから録画したのじっくり見るのもいいんですけど、やっぱ勝った日はナマで味わいたいんですよね。

しかし福原は前回完封だったのに、今日は最初から高めに浮いて安定感なくて、全然ダメでしたね。こういう出来不出来の差の激しいところがこの人のダメなところで、だから今ひとつ信頼できないんですよね。まあ今日はモロモロダメな日ってことで…。
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2008年04月02日

電気グルーヴ

恵比寿リキッド。いやー最高に楽しかったです。前半と後半で全然違う感じで、前半は最新作のシンプルな音、後半はまりんが登場(ビックリ)して旧曲ばっかりやって、前半に比べると音の分厚さとか音圧とかが倍くらいになってましたな。卓球と瀧も後半はやたらとテンション高くなって、2人でまりんをいじり倒すっていうパターンで、「コイツ今22世紀に出すソロ・アルバム作ってるから」とか言ってて、もう大爆笑でした。電気の芸未だ衰えずって感じで、この2人が元気だといいっすね。スカッと気分いいライヴでした。

最新作って、最初聴いた時は地味だなあと思ったりしたんですが、何度も聴くとだんだん味わい深くなってくる感じで、おれけっこう好きかもです。そういうアルバムですよね。聴いてて疲れないし心地いいし、ミニマル・テクノみたいな感じで聴けるんですよね。ライヴで聴いてても気持ちいい曲多いし、そうゆうことを思ったりしましたね。

で、帰宅したら阪神4連勝巨人4連敗ですとな! イヤッホー!! 巨人上原でもダメっすか! ああっ、夢よ醒めないで…。
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2008年03月31日

開幕3連勝

28日からようやくセ・リーグが開幕しました。長い長いシーズンオフがやっと終わって、これから毎日野球が見られます、ウレシイです、毎日真剣勝負です。

で、ぬあんと阪神開幕3連勝ですと!! 阪神は開幕戦で負けるのが常ですから、最初勝つだけでもビックリなんですが、3つとも勝ってしまうとは、うまくいきすぎてコワイです。しかし3戦とも先発に勝ちが付いて、打線も打てないながらもつながって、勝ち方もいいじゃないっすか。今日なんか1、2番がかき回して足で点取って投げる方は福原完封で、言うことなしですよ。やっぱり平野が入ったのはデカイですねえ。こういういやらしい攻撃ってのが、去年の阪神に足らんところだったわけでね。うーん今年は良さげかもー。

さらにビックリなのが巨人3連敗ですか!! ヤバーイ、ヤクルトえらーい!! だから巨人はさあ、上原中日戦に回すとかってナメたことしてるからこうなるんだって。いやもう最高です、野球の神様ありがとう!! もう今のまんまで時間止まってくれって感じですよ。今シーズンこれで終わりでいいですよ。どうせほっといても巨人は上がってくるんだから。ああ、3月30日は永遠なり。つってなんかよくわかりませんが。
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2008年03月17日

ロック夜話

16日、円盤で小野島さんのロック夜話、ゲスト山本精一。『ゆん』とかの山本さんの書く文章に近いムードといいますか、終始山本ストレンジ・ワールドというような、現実感に乏しいフシギな時間という感じでしたねえ。

ありえないような奇妙な話ばっかりしていたんですが、それが本当にあったか否かはあまり意味がなくて、彼が話すことで「うーんこの人ならそうゆうことが起きるのかも」って思わせてしまう、そういう匂いを漂わせるってところがキモだと思うんですよね。そしたらもうそこで成り立っちゃう、ひとつのリアルになっちゃうという。それで思ったんですが、この人が話すこととか書くこととかって、全部エンターテインメントとしてやってるものって気がするんですよね。「演じてる」みたいな感じというか。ライヴだってある意味そうで、全部「フリ」でやってるともいえるわけだし。

なんか最近の山本さんって、そういうことを強く感じますね。達観してるというか、いろんなもんを超越したところで表現してるような、それで出てくるものはヌボーとした意味のない物体みたいな。だからあんなに奇妙な感じに包まれるってことなんでしょうか。やっぱりほんと、すごいお人ですねえ。ということを改めて思ったりして、ちょっと特別な時間でした。
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2008年03月16日

山精+大竹

原宿トーキョー・ヒップスターズ・クラブの山本精一画展で、山本精一+大竹伸朗の対談。途中までどちらかといえば大竹主導でダラダラ進んでいったんですが、終盤になって山本さんスイッチ入っちゃった感じで、「俺キチガイ?」とか「誰か止めてくれ」とかって暴走というかスパークしまくりで、「山精ハイテンションで大竹ボーゼンとするの図」みたいになって、いや最高でした。ああなると山本さんはもう無敵ですねえ。大変おもしろかったです。

終了後にはサイン会があったので、それぞれの本を買って2人にサインしてもらったんですが、いやサイン本っていいですねえ。おれ今までサイン会っていうものはほとんど縁がなかったんですけど、目の前でサインしてくれた本って、持っててウレシイ感がすごくありますね。これ保存用にしてもう一冊買おうかしらとか思いましたね。買っていませんが。あと、帰りに原宿駅のホームがなぜかギャル集団で埋め尽くされてて(なんかイベントがあったんですかね)、ギャルに取り囲まれたみたいになってビビリました。
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2008年02月24日

フェブラリーS

今年初めてのG1で、今年初めて馬券を買いました。つっても直前であたふた何点か買っただけなんですけど。で、終わってみればやっぱりヴァーミリアンって感じで、いや強かったですねえ。前走取り消しとか全然関係ないって感じの圧倒的強さでしたね。で、おれが買ったフィールドルージュは途中故障発覚で競争中止っすか、はあ…。ま、ダートはたまにしかやらないので新鮮でしたけど。

フジテレビの競馬中継が今年から『みんなのケイバ』になって、バラエティー化してやたらと悪評高いようなんですが、これも初めて見ました。前の方が良かったのは明らかですけど、でもまあ楽しそうでいいんじゃないですかって感じで、そんなにイヤでもなかったです。でもほしのあきってウザイかも。昔嫌いだった斉藤陽子とか若槻千夏とかと比べても、同じくらいのウザさかも。あそこに座るのは別に競馬知らないタレントでもいいから、なんというかサワヤカな人であって欲しいんですよね。まあどうでもいいんですが。
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2008年02月21日

ビョーク

19日、武道館。いやもう終始圧倒されっぱなしの、すさまじいライヴでありました。新作をフィジカルに再構築したダイナミックな演奏とか、随所で見せる実験性とか、起伏に富んだ曲構成とか、それに本人の躍動感溢れるパフォーマンスとか、すべてに於いてビョークの創造性が漲りまくっていて、ちょっと呆然とするくらいすごかったですねえ。ヴェスパタイン・ツアー(おれは映像でしか見てないですが)よりもさらに良かったんじゃないかと思います。

たとえばボアのライヴだと、いい時はアッパーなエネルギーがすごくて、音に対して自分の意識が全然追いついていかない感じがあって、そこに追いつこうとして自分を上げていくような感覚になるんですね。この日のビョークって、エネルギーのベクトルとかは全然違うんですが、それに近いような感覚があったんですよね。既存のものに頼らないアプローチを次々繰り出してくるし、単純に彼女の表現へ向かうエネルギーが膨大だし、自分の意識を上げていかないとすぐに離されてしまう、みたいな。そういう風になるのは、個人的には他のライヴじゃあんまりないことですね。

ずっと現実感に乏しくて、夢の中みたいな感覚があって、すごく幸せな気分にもさせてくれたライヴでもありました。当然ながらダントツで今年のベスト・ライヴでしょう。てか、自分の生涯でも指折りくらいじゃないでしょうか。すごくいい席のチケットを取ってくれたマイミク・ナオ嬢に感謝。22日も楽しみです。
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2008年02月17日

最近おもしろいマンガ

1 へうげもの(モーニング)
2 かむろば村へ(ビッグコミック)
3 レッド(イブニング)
4 深夜食堂(オリジナル)
5 極悪がんぼ(イブニング)

今連載しているもののベスト5です(読んでるのは上記4誌だけなので、非常に狭い範囲です)。ずいぶん前に日記で、『太陽の黙示録』は連載終了までずっと1位ですよ、みたいなこと書いたんですが、とんでもなかったですね。どんどんつまんなくなってる気がします。エピソード付け足し付け足しで無駄に長くなってて、ダラダラ感というか失速感ありまくり。まあまだ『ジパング』ほどひどくはないし好きな作品ではあるんですけど。このかわぐちかいじって人、アイデアはおもしろいと思うんですが、水増ししすぎな気がするんですよね。最初は50回のつもりだったけど、人気出たんか、よっしゃなんとか100回まで引っ張ろうやんけ、みたいな。なんかもうどうでもよくなってきました。

で、それとは逆にどんどんおもしろくなってるのが『へうげもの』で、もう今やダントツで一番ですね。隔週の掲載が楽しみでしょうがないです。作者の山田芳裕が、歴史上の人物を自在に描くことの快感とか喜びがすごくあるんじゃないかと思うんですが、それが読んでいて伝わってくるんですよね。どのキャラクターもイキイキしまくりって感じだし、ポイントとなる場面(最近だと山上宗二処刑とか)での一点集中的な力の入れ具合もすごい。この人の個性や持ち味が最もハマった作品という気がします。

あと『かむろば村へ』と『レッド』も、じわじわおもしろくなってきた作品ですね。特に『レッド』は、あのあまりに淡々とした無機質で白い空気感がだんだんクセになるって感じで。この作品、やっぱ最後はあさま山荘事件まで行くんでしょうか。
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2008年02月16日

宜野座キャンプ

スカイAで毎日阪神宜野座キャンプの中継をやっているので、ついつい毎日見ております。キャンプの中継ってあんま見たことなかったんですが、すごいですねえ、めちゃくちゃユルいですね。「あー今藤川がブルペン入りました」とか「藤本がエラーしましたねえ」とか「新井の柵越えは今日何本でした」とか、そうゆうのを延々2時間ダラダラやってて、こっちもそれをダラダラ見てるっていう。まあキャンプなんだから当然なんですけど。いやそれでも、長いオフが終わってやっとキャンプですからね、そういうもんでもやっぱありがたがって見てしまうというね、ファンの悲しいサガといいますか。

個人的に今年の阪神は平野恵一がカギって感じがしますね。赤松が抜けて(この人好きだったので悲しいのですよ)、足使えるのはもう赤星だけだから、平野に期待してしまうのですよ。足で点取らなきゃダメでしょう、今の阪神は。

先週からようやく練習試合が始まって、つってもまだレギュラー以外が中心だし、開幕まであと1ヶ月ちょっとですか、うーん春はまだ遠いですねえ。
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2008年02月15日

ポリス

13日、東京ドーム。初ポリスだったわけですが、なんかいろんなことを考えてしまったライヴでしたねえ。

初期の曲と後期の曲との差がかなり激しかったと思うんですよね。初期の曲は、テクニックは申し分ないしアンサンブルもいいんだけど、ユルいというか一体感に欠けていて、どうもガツンと来ないんですね。往時の迫力がない。そのぶん、インタープレイを長く取って、ギター・ソロとかスティングのフェイクとかで見せ場を作るという、ジャムっぽい方へ行っていたんじゃないかと。そうするしかなかったのか、それとも好んでやっていたのかは、よくわかりませんが。

まあ今の彼らに往時みたいなアングリーな精神性があるわけないんだから、こういう風になったのは当然っちゃ当然だと思うんですけど。でも、もうどうやっても昔のような音は出せない、出したかったとしても出せない、ということを露呈したともいえるような。スティングが高音出なくて、キー下げて歌うしかなくて、それでも苦しそうに歌っていたことも含めて、ここまでが精一杯みたいな。それがなんか、見ていてせつない気分になったりしましたね。

一方後期の曲だと、アレンジそのものをだいぶ変えていて、特に「アラウンド・ユア・フィンガー」とか「ウォーキング・イン・ユア・フットステップス」とかは、ドラムスがいろんな打楽器使ったりギターのフレーズを工夫したりして、ちょっとサイケっぽい音像にしていて、なんか遊んでるみたいな。おれはこっちの方が全然良かったです。なんも無理してない、今の音って感じで。

だから総じていえば、サポートを入れず3人だけにこだわったことで、良くも悪くも、今の3人というのがストレートに出たライヴだったといえるんじゃないでしょうか。モロモロ包み隠さず見せてるって感じで。たとえばストーンズみたくサポートいっぱい入れたようなライヴだったら、そりゃやっぱつまらなかっただろうし。メンバーもスティングはいささかかったるそうに見えたものの、他の2人はすこぶる元気だったし、楽しんでやってる感じがしたし。そういうんで、スゲー良かったというわけじゃないけど、後味は悪くなかったです。

あと余談。アンディ・サマーズはほとんどストラトで、テレキャスは中盤の数曲でしか使ってなかったけど、やっぱテレキャスの線の細い音の方がポリスらしいと思いましたけどね。ストラトでゴリゴリな感じでソロ取ったりするっていうのは、なんか違うなあっていうか。大会場映えする音ということで、テレキャスのペラペラした音よりストラトの太い音を多用したっていうことなんでしょうか。そういうところとか全体的な音質も含めて、もっと小さい会場で見たかった気もしますね。
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2008年02月12日

2007年ベスト・アルバム

今頃去年の話で恐縮ですが、これを書かないとスッキリしないのです。ベストテンはMM誌に書いたものと同じで、それの補足のようなものです。

1 ヴァーミリオン・サンズ/リヴァーブ・オーヴァーダブ
2 ボアダムス/スーパールーツ9
3 パンダ・ベア/パーソン・ピッチ
4 ジャッキー・オー・マザーファッカー/ヴァリー・オブ・ファイアー
5 あふりらんぽ/スートブレイコー
6 ブラック・ダイス/ロード・ブロウン
7 石橋英子+吉田達也/slip beneath the distant tree
8 バトルス/ミラード
9 ゆらゆら帝国/空洞です
10 青柳拓次/たであい

11位以下=大島輝之、アニマル・コレクティヴ、ビョーク、d.v.d、バイクモンド、木下美紗都、大友良英(サントラ)、サンバーンド・ハンド・オブ・ザ・マン、倉地久美夫、ワールズエンド・ガールフレンド

リイシュー=3/3、細野晴臣、ホルガー・シューカイ、クラスター、秋山邦晴、スライ&ザ・ファミリー・ストーン、シャッグス、大滝詠一、メンフィス・ジャグ・バンド、コンプリート・スタックス/ヴォルト・シングルス

ライヴ=ヴォアダムス、ヴァシュティ・バニヤン、ヨ・ラ・テンゴ、オマー・ロドリゲス・ロペス・グループ、山本精一+芳垣安洋、ヴァーミリオン・サンズ、石橋英子+吉田達也、ONJO、コーネリアス、!!!
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2008年02月05日

山精+ベネット

最近雪がよく降りますね。昨日(3日)は見事にドバドバ降ったので、「こりゃあフジロック用ゴアテックスの出番やんけ!」とか思って、外出する時それ履いてウキウキ意気込んで出かけたりしたんですが、外に出てみたら思ったより雪積もっていなくて、別にゴアテックスじゃなくても良かったじゃんって感じで、なんか軽くガッカリみたいな…。都会の雪は根性ないんですかね…。

で、3日、下北沢レディー・ジェーンで山本精一+サム・ベネット。去年スーパーデラックスで見た時はやたらとメチャクチャだったんですが、この日はほぼちゃんとしたデュオ・セッションで、なんか瞑想系アンビエントみたいな感じ。うーん、でも、ちとイマイチだったかも。長いインプロ・セッションなんかだと、長いのあんま意味ないっていうか、適当にやってる感じがしちゃって、そう思っちゃうとなかなか音に入り込んでいけないんですよね。

まあソロ・セットだと変態性丸出しで、自分のフィードバック・ノイズをバックに、アンプ通さないでペナペナシャリシャリした音を延々出すとか、いろいろおもしろかったんですけど。あとゲストのHACOとのトリオだとおもちゃっぽい感じで楽しめました。そんな感じですね。
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2008年01月15日

円盤ジャンボリーとか

13日、渋谷ネスト。ほんとは3日間とも行きたかったんですが、仕事終わらず、結局最終日だけ見ました。「太鼓祭り」というテーマで、ドラマー同士でデュオとかそれ以上とかをやるっていう企画(にしては、ピアノ・トリオ編成で正統フリー・ジャズみたいなのやってたバンドがあったのはナゼなんでしょか)。

見た中では、ドラムスだけで超サイケデリックだった久下惠生+高橋幾郎とか、ドラムスだけで超ハードコアだったHIKO+和田シンジ+徳久ウィリアムとかがおもしろかったですね。6人のドラマーがハイハットとスネアのみでやる「6ハイハッツ6スネアズ」は、全員バラバラなことをやってひとつのリズムを生む、みたいなことやってて、実験性というところでは一番。それとトリの灰野敬二+一楽儀光+山川冬樹ってのは、役者が違うというか音の存在感が違うといいますか、「黙って聴け」ってな感じのストレートな迫力があって痛快でした。灰野のこんな真っ当にサイケなギター+絶叫を聴くのは久々な気がしたし。

うーん、でも、打楽器がテーマという字面以上のおもしろさは、いささか乏しかったかも。だいたいどれも打楽器アンサンブルの範疇というか、あんまりはみ出してない感じで、全体的にのっぺりした印象だったし。てか、それぞれの人がいつもやってること以上にオモロイ、っていうのがあんまなかったんですよね。まあちょっと期待しすぎだったかも、とも思うんですが。

あと全然関係ないんですが、今J-WAVEで木村カエラの「ジャスパー」がやたらとかかってて、なんかハマっちゃって、アタマん中でずっとループ状態なんですよね。いいですよこれ、卓球のファンタジックなメロディーがめっちゃいいし、適度にキュートなヴォーカルもズッパマリって感じで。木村カエラの曲では初めていいと思ったかも(てか他の曲そんなよく知らないんですが)。でもダウンロードしようかしらと思ったらまだ発売してなくて、発売日2月6日って、その頃にゃもう飽きてるような…。
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2007年12月31日

豊田道倫

29日、渋谷ネスト。ワンマンを見るのは初めてだったんですが、良かったですねえ。1曲目の「UFOキャッチャー」の時点であーもう十分オッケーって感じでした。このバンドはすごくいいと思うんですが、なんつっても久下惠生のドラミングが最高。いきなり渾身のスネアが入るとか、やおらビートが走り出すとか、真っ当な8ビートの曲なのにスネア入れないとか、この人のひねくれっぷりというかオルタナ性みたいなのを、久々に存分に堪能した気がします。そのドラミングというのが、豊田の歌にあるねじれ具合とか変な感じとかってものを、音としてすごくよく表してると思うんですね。歌の世界にプレイで反応するってことで。豊田とこんなに合ってる人は他にいないと思いますね。

それと内田直之のミキシングがまた素晴らしくて、全体の音を膨らみがあって濃厚でアシッド臭のある音像に仕上げていて、これがまたいびつで、この人も豊田の世界をよく理解していたんだと思いますね。KYONも上田ケンジも含めて、シンガーとバンドという関係では理想的といえるんじゃないでしょうか。ゲストのヤマジカズヒデもいいプレイだったし。2時間以上の長いライヴだったのに、飽きることもダレることもまったくない、いいライヴでした。これが今年最後のライヴだったので、ビシッと締まった感じで実にいい気分。それでは良いお年を。
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2007年12月23日

有馬記念

いやーマツリダゴッホとダイワスカーレットですか、くうーっ、おれマツリダもスカーレットも込みの5頭ボックスで買おうとしたんですが、この組み合わせだけは最後まで迷って、結局これだけ外しちゃったんですよね。スカーレットやや軽視だったんで。したら馬連2万以上やんけ! ああ、有馬くらいケチるんじゃなかった…。今年最後の競馬がなんともせつない結果になっちまいました…。まあ競馬ってそういうもんなんですけど。

しかし荒れましたねえ。久々に有馬っぽいレースだったと思いますね。直線になってもサムソンもウオッカも来なーい! マツリダまんまと逃げ切ったー! ってヤツで、この呆気にとられたまま終わっちゃった感こそ有馬でしょうって感じで。だからレース自体はエビショウしてやったりで痛快極まりなかったんですが、2着スカーレットあんなに粘るとは…。ポップロックとか来てくれればねえ…。ポップロックはもうステイゴールドとかみたいなもんで、G1勝てない運命ってヤツなんでしょうね。年明けの金杯でまた出直しっす。
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2007年12月17日

山本精一+KK NULL

年末進行キビシーな感じの昨今なんですが、ここんとこなぜかロック系のレヴューが多くてですね、ニルヴァーナ、ブルーハーツ、スターリンっていう、毎日そうゆう熱いヤツばかり聴いておりました。ニルヴァーナなんかファースト以外全部ですよ。もうね、やっぱロックだぜ!血湧き肉躍るぜ!僕パンク・ロックが好きだ!って感じで、もうギンギンになって書いてました。まあダントツに良かったのはスターリンの『ストップ・ジャップ・ネイキッド』で、こういう再発はもう偉業だと思いますね。

で全然関係ないんですが、15日高円寺ショーボートで山本精一+KK NULL。要するに「オントコ」で、共演はずいぶん久々なんじゃないでしょうか。最初の山本さんソロのノイズ・ギターが、闇の極みというか涅槃というか、相当に達観した世界で、ああ今日はこういうんですかと。それが後半の共演ではNULLのきらびやかなエレクトロ・ノイズが混ざって、現代音楽風みたくなって、ちょっと違う方向へ行きかけたものの、終盤に両者の絶叫バトルというすさまじいシーンがあって、もう奈落の底へ一緒にゴーみたいな感じで。あの徹底してダウナーな感じはちょっとすごかったですね。

最近の山本さんはライヴごとにプレイとか方向性とかが全然違ってて、見ていてすごくおもしろいんですね。「型」というものに固執しないで、いろんな手を繰り出してくるというところが、最近のこの人のおもしろさなんじゃないかと思います。型ってミュージシャンにとって大事なものだと思うんですが、それができて固執してしまうと、そこに埋没してどんどんつまらなくなっていくような気がするんですよね。てなことを考えたりしたライヴでした。
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2007年12月01日

d.v.d

渋谷ネスト。おもしろかったですねえ。ツイン・ドラムスと映像のコラボ的ユニットで、やっぱこういうのはCDやDVDとかよりライヴの方が断然おもしろいですね。ドラムスと映像とがシンクロしてるっていうところで、ドラびでおがやってることと発想は近いと思うんですが、あれとはまったく別物ですね。映像も音も数理的かつ幾何学的って感じで、かなり緻密に作りこんでいて、構造だけ取ってみればけっこう実験的なのに、難しい方へは行かずポップでダンサブルっていうのがいいです。映像もシンプルでありつつカラフルな色彩でポップだし。

映像担当の人がステージにいて、パソコン操るだけじゃなくて、時折踊りながら映像を動かしていくっていう、パフォーマンスっぽいことをやるっていうのもなかなか新鮮でした。音自体とかスタイル自体はそう新しいってほどでもないと思うけど、見せ方が斬新なんですよね。そういうんで楽しめました。その新鮮さを今後どれだけ持続できるか、というのが勝負っていう気もしますが。

それと3番目に出たマックス・ハート、初めて見たんですが、いやもう最高。ギターとリズム・ボックスみたいなのの男女デュオで、変なエフェクトかけたおもちゃっぽい音とか、ズレまくりのアンサンブルとか、女の子の方の下手なアイドルっぽい振る舞いとか、もう全編脱力しまくり。最後にカラオケで踊りながらダフト・パンクを歌うってのが、また見事なトホホっぷりで素晴らしい。テキトーに遊んでますってな無意味っぷりがたまらんって感じでした。

全然関係ないんですが、今日、大竹伸朗『全景』のカタログが届きまして、話には聞いていたけどすっごいですねこれ。もんのすごく重くて分厚くて、広辞苑どころじゃなくて、こりゃもはや「本」じゃなくてオブジェっていうか、「枕」ってか「腰掛け」っていうか。置き場所に困るって感じで。ページめくるのもひと苦労だから、まだロクに見ていないです。
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2007年11月26日

ROVO〜アンダーワールド

24日ライヴ2連チャンで、まず恵比寿リキッドでROVO。新曲中心のセットでしたが、その新曲は概して展開の少ない、平坦っぽい曲が多かったですね。なんか「展開しちゃダメ!」みたいな、一個のアイデアで押し切っちゃうような感じで。特に山本さんのファンキーなギターをメインにした、ミニマルでアンビエントな感じの曲がツボでした。アルゼンチン一派とのライヴ以降、こういう曲が増えたような気がしますが、個人的にはそれが新鮮でしたね。

終了後幕張へ移動、幕張メッセでアンダーワールド。つうかこれはもうエレグラですよね。わたしゃエレグラ好きでしたから、お祭り気分で見に行きました。アンダーワールドはおととしだかの3時間ライヴでずいぶんガックシきた覚えがあるんですが、今回は良かったんじゃないでしょうか。前半の新作からのセットが、新作特有のストイックでダークな匂いを放ちつつ、ちゃんとグルーヴ強化してダンサブルでもあるといういい塩梅で、なんか無理してない感じがして、すんなり入っていけたんですよね。今のあの人たちのリアルな感じなんだろうなと思うし、あの新作をこういう大会場でやるというところでも、実に絶妙な落としどころだったんじゃないかと。

まあ後半は例によって至福感ありまくりの大団円でしたが、それもけっこうフツーに楽しめたりしました。カール・ハイドのパフォーマンスも、以前に比べると幾分切れ味鈍り気味な感じは否めないものの、それでもこの人が元気に動き回っていると自然と楽しくなりますね。たぶん近年のこのユニットでは一番良かった気がします。

4時過ぎには帰ったので、全体の半分くらいしか見てないんですが、ステージひとつしかないし、音楽的にもそんなに幅ないし、実際はやっぱエレグラとは違いましたね。まあ気分だけ楽しみましたって感じでしょうか。うーん、またエレグラやんないかなと思うんですけど。
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2007年11月24日

リミエキとか

下北沢ベースメントバーで、リミエキとかズボンズとかフォーク・イナフとかいろいろ。リミエキは復活してから初めて見たんですが、前より複雑な構成が多くなってるかもとか、ベースうまくなってるかもとか、ユカリの早口ラップの曲が増えてるかもとか、そういう新しい印象がチラホラと。まだ構築途上というか模索中な感じはしましたけど。でもこのバンド特有の元気なところとかガーッて行く快感とかはそのままで、ああこの感じ、みたいなのは確実にありました。

それと最後に出たズボンズがね、やっぱグッときちゃうんですよね。音楽的にはしごくマットウなロック〜ファンクなのに、あんなにどす黒くてぶっとくて濃厚な音になるっていうのは、なかなか出せるもんじゃないと思いますね。一体感とかアンサンブルの良さとだけで押し切っちゃってる感じ。そういうところで、ちょっと!!!に通じるものがあるような。音楽性は違うけど、音像の感じとか有り様がすごく近いと思うし、落としどころが結局はロックだろ、みたいなところとか。そう思うと!!!のアホらしさとかユーモアとかはズボンズにはないから、こっちはちとマジメすぎるのかも、とか思ったり。でもほんと憎めない、いいバンドだと思いますね。
posted by デンスケ at 02:22| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月22日

植草甚一

世田谷文学館で植草甚一の企画展をやっていて、もうすぐ終わってしまうようなので、見てきました。まあ規模自体はさほどのものじゃないんですが、初めて見るものばかりで楽しめました。なんつっても一番おもしろかったのが手描きのハガキ。友人とかに出したヤツで、やたらといっぱい展示してあるんですね。必ずコラージュやイラストが入ってて、どれもめっちゃポップでユーモラスだし、味ありまくりの彼の直筆の字も含めて、1個のアート作品って感じ。大竹伸朗のスクラップブックとかもそうだけど、こういうミニチュアなメディアっていいですね。小さくて限られてるからこそおもしろいというか、そこに宇宙があるみたいな。なんか豊かでいいなあっていうか。

この人って、なんとなく荒木経惟に近いイメージがあるんですよね。年取っても元気で、バイタリティがあって、やたらとよくしゃべって、好奇心が強くて、自由な感じがして、飄々としてるけど言うことはスルドイみたいな、そういうところ。背は低いけどインパクトあるっていう風貌もそうだし。まあ荒木はともかくとしても、やっぱ「自由で豊かな人」というのを改めて感じましたね。企画展の図録(内容濃くてビックリ)を買って帰りました。
posted by デンスケ at 03:12| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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