2005年09月26日

ONJOスペシャル

 新宿ピットインで、アジアン・ミュージック・フェスティヴァル最終日、ONJOスペシャル。何人いたのかよく把握できていませんが、通常のONJO+アジアのノイズ・ミュージシャン7〜8人+アマチュアの弦楽器隊・管楽器隊10数名で、30数名って感じでしょうか。今のONJOのやってることが基本にはなっているんだけど、そのアジア・チームとアマチュア・チームが加わることで異様に幅が広がっていましたね。やっぱキモになっていたと思うのはアマチュアの使い方で、基本バンド側の演奏とはまったく異なるリズム(というか時間軸が違うというか)で切り込んだりして、ダブル・バンド同時演奏みたいなことやってて、めっちゃおもしろかったです。

 即興の部分はほとんど最低限に抑えていて、スコアにすごく忠実なライヴだったと思うのだけど、大友さんとイトケンが指揮を執る曲では、かなり現代音楽的な面が強く出ていたんじゃないでしょうか。弦楽器隊や管楽器隊でアタックの強い単音とブレイクを繰り返すあたり、現代音楽〜電子音楽でいうコラージュやエディットに近い効果があったと思うので。そのへんを表したかったからこのメンツを集めたのか、それともこのメンツだからこういうアプローチになったのかはわからないけど、大友さんの頭の中に明確な音像があったのは間違いないんでしょうね。今のONJOにはジャズ、メロディー、即興、現代音楽の要素があるとして、この日もそのいずれも表れていたのだけど、特に強く出ていたのが現代音楽の部分だったんじゃないかと。だからたぶん、彼の現代音楽観を示すようなライヴだったと思います。

 しかし最後の曲で、2人の指揮者がそれぞれ異なる指示を出して、どんどん混沌とした音になっていくあたりは、ものすごくスリリングだった。この日の指向が今後のONJOにつながっていくのかどうかは今ひとつわかりませんが、このメンツでなければできないものとか、そこから派生する新しい可能性とか、そういうものを見せたライヴだったと思いますね。やっぱ大友さんは、次々に新しいもの、それまでとは違うものを見せてくれますね。終演後、大友関係CDを2枚買って帰りました。
posted by デンスケ at 01:41| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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