2005年09月09日

アルタード・ステイツ

 8日、新宿ピットイン。初めて見ます。全面的に即興ではあるが、3人のベクトルがまったくバラバラになってる時と、同じ方向に向いている時とがあって、その向き加減によって音に起伏が生まれていくという感じ。かなりアヴァンギャルドでダークに沈んでいくところとか、ビートが入って高揚していくところとか、振り幅が広くて、いろんな風景を見せていて、飽きることがなかった。まあやっぱ、ベクトルが同一方向になるところはかなり熱くなるんだけど、それでもしごくクールな音なんだよね。熱いんだけど汗かいていないっていうか。そういう、寂寞としてるっていうか白い炎みたいっていうか、要するにストイックなところが、このバンドの魅力なんだなと思った。

 3人それぞれの音はどれもほぼ均等のスペースで、各人ともえらくアクの強い音なんだけど、やっぱ一番グッときたのが内橋和久のギター。あんなにクールで硬質な独特のトーンを出せる人って、そうはいないでしょう。プレイも単音弾きからジミヘン風の長いソロまで、めっちゃ表情豊かだし。なんかそういう、愛想のない音色ってところで、なんとなく山本精一に通じるところも感じたり。とにかくいいギタリストですね。ギター・プレイでこんなに気持ちよかった(つうか、しっくりきた)のって、久々な気がする。やっぱ即興はおもしろいです。会場内で小野島さんとお会いして、サシで軽く飲んで帰りました。
posted by デンスケ at 21:45| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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