2007年10月15日

ラヴ・アワーズ

吉祥寺スターパインズカフェで、山本精一、ナスノミツル、石橋英子、城戸紘志、勝井祐二のセッション。前半が2〜3人ずつ入れ替わってのセッション合戦みたいなの、後半が全員によるバンド的演奏。前半は組み合わせによって全然違うアプローチになったりして、それが1組短めでどんどん出てくる感じで、非常に新鮮でおもしろかったです。後半の方もえらくぶっとくダイナミックなバンド・サウンドって感じで、しごく痛快でありました。総じてジャーマン・サイケというかジャーマン・プログレみたいな感じですが、あんまりダークな方へは行かず、かといってカラッとしてるわけでもなく、ヘヴィだけど開放感がある、というような面持ちが個人的にはツボでしたね。

で、キー・パーソン的なのが石橋さんと城戸という人の2人だと思ったんですが、変則拍子っぽいプログレ癖のあるドラムとか、現代音楽っぽいピアノとかサイケっぽい鍵盤とか、どちらもいちいちアクの強いプレイで、イキイキ感もあって、おもしろいんですよね。特に石橋さん、フルート、ピアノ、ドラムスを交互に操る活躍ぶりで、いや大変シビれました。2人以外の3人だと行き方がそれなりに予測できるのが、この2人がいると全然そうじゃない方に行くし、渋い方向とかでもないし、そういう予測不能なところが刺激的だったんですね。

だから、これまでありそうでなかったというか、微妙な組み合わせの妙というのが、この名義のおもしろさという気がします。それぞれの音もいつもより攻撃的というかアグレッシヴな感じで、山本さんも久々にギャーンな感じで弾きまくっていたし、勝井さんもノイズ・ギターみたいな音出してたりしたし、そういうのもこのメンツだったから引き出されたんじゃないかと。各人とも楽しそうだったし。

全体としても、誰かが突出して前に出るっていうんじゃなくて、それぞれの良さがいい具合のバランスで混ざり合ってる感じがしたし、このユニットいいですね。音源とか出さないんでしょうかね。
posted by デンスケ at 06:05| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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