2006年11月25日

PARA

ここのところライヴ見ても日記で書く習慣がなくなってしまって、まあ単に面倒ってだけなんですけど。別に日記なんだから書きたい時に書けばいいんだけどね、でもこのままズルズル書かなくなってしまうのも良くないよなあ、とか思ったりするわけです。

で、渋谷ネストでPARA。良かったですねえ。ミニマルというところではCD以上にきっちりしていたけど、フィジカル度でいえばもう5割増って感じで、すんごくダイナミックなバンド・サウンドでありました。やってることは同じでもパワーとかダイナミズムとかが段違い。CDよりライヴの方が全然いいですね。

このバンドって構成がミニマルではあるんだけど、それが言葉通りの「反復」というよりは「回ってる」という感じの方が近いと思うんですね。アンサンブルが「土台+上モノ」っていうんじゃなくて、個々のプレイの集積でひとつのうねりを生んでいくというような、ポリリズミックな作り方なので、そう感じるんだと思うんだけど。10分くらいずーっと繰り返してるのを聴いてると、ぐるぐる回ってるような感覚になって、すごく気持ち良くなってくる。それで、ちょっと前のヴォアダムスについてEYEだかヨシミだかが「演奏がいい感じになってくるとレコードが回ってるみたいな感覚になる」って言ってたのを思い出して、あーPARAもそれと近い感じなのかもって思ったりした。そう思うと、ドラムスの千住が両方のバンドを掛け持ちしてるのも、なんとなくわかるような気もしたり。

その回ってる感じというのが、回りながらだんだん上がっていくみたいなイメージがあって、熱量みたいなのが少しずつ積み重なっていくみたいな。だからどの曲も最後の方になると濃厚な感じになるし。高揚感とか開放感とはまたちょっと違って、「重さ」とか「濃さ」がカタマリになってる感じっていうか。あの感じはそうそう出せるもんじゃないです。結局のところこのバンドって、その部分に尽きるんじゃないかと思いますね。

しかしドラムスの千住という人はめちゃくちゃうまいですね。特にスネアとハイハットが絶妙。リズム・ボックス的な正確さと、人力ならではの肉体性と、両方を兼ね備えてて、このバンドには最適な人なんじゃないでしょうか。


posted by デンスケ at 03:58| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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