2006年05月28日

おおはた雄一

東京キネマ倶楽部。弾き語り、スティール・ギターとのデュオ、バンド4人編成、バンド6人編成、といろいろやっていたけど、後半の6人編成が一番良かった。管楽器が2人入って、それまでとは音の広がりとかダイナミズムとかが全然違って、曲の世界観みたいなのをよく表現できていたと思いますね。音数は多いけど、どの楽器もすごく繊細なプレイで、無駄な音が全然なかったし。

この人の場合なにより最初に歌ありきだから、アコギとヴォーカルだけで成立はするんだけど、それだけでオッケーっていうブルース・シンガー的な有り様の人じゃないと思うんですよ。サウンド面も含めたところで表現する人、そこまでコントロールして初めて自己の世界ができあがる人だと思うので、この日のライヴはほとんど理想形だったんじゃないでしょうか。ベン・ハーパーっぽいとか、あるいはブルースっぽいとか、そのどっちでもない形ができていたという感じで。だからそういうところで見ると、むしろ弾き語りは邪魔というかなくてもいいんじゃないかと思ったけど、まあギターやワイゼンボーンのうまい人だから、そこはやっぱ欠かせないんでしょうね。

この会場はずいぶん久しぶりに来たけど、やっぱいい会場ですね。ステージが高いからどこにいてもよく見えるし、2階からでもすごく近い感覚で見られるし、ほとんど椅子席でゆっくりできるし(おれは立って見ていたけど)。最近どうも、立ちっぱなしで苦行を強いられるとか後ろにいるとよく見えないとか、そういうハコばっかりだから、なんか新鮮だった。まあそういうもんなんだけどさ、こういう個性のある会場でのライヴがもちっとあってもいいんじゃないかと思いましたね。
posted by デンスケ at 02:28| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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