2006年03月29日

ストーンズ

 これまたもう5日もたっちまいましたが、24日東京ドーム。まあ来ればつい見ちゃうってことでね。今回は(おれが見た日は)「ギミー・シェルター」や「ミッドナイト・ランブラー」をやっていたり、ホーンを強調した分厚い音だったというところで、90年の初来日を思い出したりしましたね。前回はもっと骨っぽい音だったから。キースも前回の時よりだいぶちゃんと弾いてた感じ。それと、ステージが移動しながらその上で演奏するってのはなかなか新鮮で良かったです。

 その初来日の時、おれ、ストーンズのライヴってあと10年もすれば晩年のマディ・ウォーターズみたく椅子に座ってブルースやったりするんだろうな、とか思ったりしたんだけど、あれから16年もたってんのに、まったく同じスタイルのライヴやってんだよねえ。そりゃまあすごいんだけど、ミック・ジャガーがステージの端から端まで全力でダッシュなんかしてるのを見ると、すごいとかあの歳で驚異的とかって思う前に、どう考えても無理してるだろオマエって思うんだよね。痛々しいっていうかどうしてそこまでしなきゃならんのかっていうか。もうこういうスタジアムでしかライヴができなくて、スタジアムだとショー的要素が不可欠で、となるとこれまでのスタイルを崩すわけにいかん、ということだと思うんだけど。でも今の年齢の彼らだったら、もちっとじっくり聴かせるライヴの方がリアルだと思う。選曲もいつまでも「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」とかのお決まりメニューじゃなくて、ミディアムくらいまでの地味めの曲だけでやるライヴとかさ。少なくともおれはそっちの方が聴きたいです。

 だからまあ、リアルな感じが全然しない、ある意味ヴァーチャルなライヴでしたよね。ステージ・セットとか分厚い音とかアクションとかで塗り固めて、なんとか往時のストーンズ・イメージを保ったヴァーチャルなライヴ。あれがホントにミック・ジャガー本人だったのかとかっていうのは意味がなくて、ストーンズらしいライヴをやることに意味があるっていう。でもまあそれは、今のストーンズの在り方としては正しいのかもしれん。そうやって懸命にファンタジックなショーを維持してるっていうのは、彼らの意地とかプロ精神とかとも捉えられるし。そういうのは別に今始まったことじゃないけど、今回は特に感じましたね。

 でもなんだかんだいっても、こういうスタジアム・ライヴもたまにはいいもんだなって思いましたね。お祭りっぽくてね。それとストーンズのTシャツって、来日するたびにダサくなりますねえ。グッズ売り場に並んだけどパンフレットしか買わず。ストーンズのライヴでTシャツを買わなかったのは初めてです。
posted by デンスケ at 23:23| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。