2008年02月21日

ビョーク

19日、武道館。いやもう終始圧倒されっぱなしの、すさまじいライヴでありました。新作をフィジカルに再構築したダイナミックな演奏とか、随所で見せる実験性とか、起伏に富んだ曲構成とか、それに本人の躍動感溢れるパフォーマンスとか、すべてに於いてビョークの創造性が漲りまくっていて、ちょっと呆然とするくらいすごかったですねえ。ヴェスパタイン・ツアー(おれは映像でしか見てないですが)よりもさらに良かったんじゃないかと思います。

たとえばボアのライヴだと、いい時はアッパーなエネルギーがすごくて、音に対して自分の意識が全然追いついていかない感じがあって、そこに追いつこうとして自分を上げていくような感覚になるんですね。この日のビョークって、エネルギーのベクトルとかは全然違うんですが、それに近いような感覚があったんですよね。既存のものに頼らないアプローチを次々繰り出してくるし、単純に彼女の表現へ向かうエネルギーが膨大だし、自分の意識を上げていかないとすぐに離されてしまう、みたいな。そういう風になるのは、個人的には他のライヴじゃあんまりないことですね。

ずっと現実感に乏しくて、夢の中みたいな感覚があって、すごく幸せな気分にもさせてくれたライヴでもありました。当然ながらダントツで今年のベスト・ライヴでしょう。てか、自分の生涯でも指折りくらいじゃないでしょうか。すごくいい席のチケットを取ってくれたマイミク・ナオ嬢に感謝。22日も楽しみです。
posted by デンスケ at 17:14| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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