2007年05月24日

エスキース・カルテット

20日、浅草アサヒアートスクエア。ユニット名義だけど実質生駒祐子ソロ作のレコ発。アルバムはいい印象があったんだけど、ライヴはねえ、うーん、微妙というかハズしたというか。

だいたいは栗コーダーカルテットっぽい管楽器アンサンブルにオルゴールを加えたような弱音系な感じで、独自のはかない小宇宙みたいなのができてはいるんだけど、そこに埋没しちゃってるというか。スコアがすごくきっちりしててその通りに進んでいってて、演奏者に尋常ならぬ緊張感が漂ってて、それがこっちにも伝わってきて、聴き手にとっては心地良くない空気になっちゃった、みたいな。聴き手が入り込めない空気というか。緊張感というものがプラスに働くとか圧倒されるとかっていうのはよくあるけど、この日はまったく逆の方に行ってしまった、という感じでしょうか。

音そのものは好きだし、部分的に寂寞としたメロディーが出てくるところなんかかなりグッとくるんだけど、ライヴ向きじゃないというか、楽しむことができませんでした。会場が広すぎたというのもあるかも。音響や照明も必要以上に凝っていたりして、それが音楽のスケール感と合っていないというか、あの天井までの空間を持て余してしまうというか。すごくミニマムでデリケートな音楽だと思うから、狭い会場でアットホームに楽しむ方がいいんじゃないかと思いましたね。とにかく悪い意味で、ちょっと他ではない感覚のライヴでした。
posted by デンスケ at 00:22| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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