2005年10月09日

羅針盤

 7日、吉祥寺スターパインズカフェ。チャイナ欠席(DMBQがあったからみたいですね)のためドラムスが千住宗臣という人、ベースが新サポートの水田十夢、というずいぶん異なる構成だったのだけど、やっぱイマイチでしたね。ドラムスがチャイナじゃないとどうしようもないです。ワーナー時代の曲ならともかく、今の羅針盤の曲構成だと最初にチャイナのドラミングありきで成り立ってるようなものだから、他の人がやったらしょうもなくなる。今回の人だってすごくがんばっていたと思うのだけど、やっぱり細かいニュアンスとかでどうしてもフィットしないんだよね。繊細さに欠けるというか。なんかそういうところで、チャイナの重要性とかすごさっていうのを、逆に再認識させられました。

 全体としてもアンサンブルが今ひとつで、音がぶつかり合ってガシャガシャしていて、全体としてひとつの音になっていない。だからバンドというよりセッションって感じ。伴奏部分よりも長いインタープレイの方が、音に活気があったようだったし。山本さんのギターも前回同様にディレイをあまり使わずディストーション系中心のゴツゴツした音だったので、なんかジャム・バンド仕様という印象。だからまあ、この日は新作をベースにしたジャム・セッションって感じじゃないでしょうか。

 山本さんはメンバー紹介以外なにもしゃべらず、ちょっと覇気なさげだったのだけど、アンコールの最後にいきなり真顔で「羅針盤は今日で解散します。嘘です」と言ったのはずっこけました。『むすび』の達観した作風と、この日終始漂っていたダウナーな緊張感と、そういうモロモロから終末っぽい感じが個人的にはあって、彼がそこを逆説的に突いてみせたのかな、と思ったのだけど。まあいかにも言いそうなことではありますが。
posted by デンスケ at 07:05| 東京 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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